「Co-ordination Training(コオーディネーショントレーニング)」は、運動を早く学習できるようにするための“学ぶ力”を得ることを最大の目的としたトレーニングです。この“学ぶ力”が高まると、跳び箱や縄跳び・ダブルダッチなど、これまで何十回も繰り返し身につけていた技や新しく覚える技術が、数回の練習だけで出来るようになります。トレーニングの内容は、寝返りをして立つ、ゆっくりと這うなど運動発達にそった単純な動きが中心です。身体だけでなく脳と心に刺激を与えることで、感性・知性の発達につながる能力向上を目指しています。潜在的能力に働きかけ、“学ぶ力”を引き出す脳のトレーニングです。
この理論は、徳島大学の荒木秀夫名誉教授(JACOT理事長)が30年に渡る研究の中から考案したもので、基本的に脳神経系の機能を論理的な基盤とし、行動生理学的に発展させたものです。(NPO法人JACOT HPより引用)